30代半ばメンヘラ、育児中

でき婚と流産を経て、第一子を出産。第二子妊娠中。たまに育児絵日記を書いています。

保育園に行きたくなかった

私は保育園に行くのが嫌で、毎朝バスに無理矢理乗せられるのを全身全霊で拒み、抱っこされたとしても腕の力でなにかにしがみついてふんばったりする子供だった。


大変だっただろうなー先生と祖母…(祖父母の家で育った)。


でも嫌なものは嫌だったし、毎朝2人がかり(先生と祖母)によって力ずくでバスに乗せられ、

恨みのような理不尽さのような、成す術がなく悔しい感情をよく覚えている。


いちばん行きたくなかったのは年中さんとか年長さんとかの頃かな?

保育園に行きたくない理由はこんな感じ。

 

  • 人間関係が面倒 (遊びたいおもちゃで遊べない)
  • その日やることが決められていて選択権がない
  • 食事がつらい
  • お昼寝もつらい
  • つまり、たぶん集団生活がつらい
  • 園と自宅とが遠い

 

人間関係が面倒

木製のおままごとセットがあったんだけど

きれいだったし(新しく買ったのかも)

内容も充実していて、すごく人気があった。


積極的な子は「次わたし!!」とか強引に入って行けるんだけど、私には無理だったので

すんっっっごい遊びたかったけどたぶん1回も遊べないまま終わった。


その遊びの時間に私は何をしていたかというと、ほとんどはひとりで本を読んでた。

自宅でもいつもひとりで本を読んでて好きだったし、

「本読んでえらいね」と言われることはあっても「読むのをやめてみんなと一緒に遊びなさい」とは言われないのも好きだった。


ひとの輪の中に入っていくのがとにかく嫌だった。

気を遣うから。


その日やることが決められていて選択権がない

本が読みかけでも時間がきたら強制的に中断される、みたいにマイペースではいられないのが辛かった。

 

それに私はのんびり屋で、まわりのスピードについていこうとすると疲れた。


また、何かをやるとなると、

ちゃんとがんばらなきゃいけないからそれも疲れる。


食事がつらい

保育園に行きたくない、最大の理由はこれ。

私はひどい偏食だった。


今思えば、祖母に育てられてろくに離乳食してないんじゃないかって気もするけど…

たぶん3歳くらいまで粉ミルクが一番好きだった。

哺乳瓶も手放さないので、ある日祖母がわたしから奪いあげて目の前で遠くに捨てた。


あれは本当に人生で最大の、とてつもない絶望だった………

子供ながら、もう生きるの無理なくらい悲しかった。ずっと泣いてた。

 

私が食べられる食材も調理法もごくわずかで、肉も魚もソーセージも好きじゃなかった。

嫌いなもの食べると体も嫌がって吐いちゃう。玉ねぎとか。

 

でも粉ミルクがあるんだからいいじゃんって思ってたんだよね……

じゃあ哺乳瓶を捨てられてからは食べるようになったかというと、まったくそんなことはない。

インスタント紅茶の粉とかミロの粉とか食べてた。笑

 

保育園の話に戻す。

完食しないと、お昼寝の時間に廊下に出されて食べさせられる日があった。

廊下は寒いし、すぐそこトイレでちょっとくさいし、

だーーれもいないし来ないし通らないし、

最初から食べる気ないし、ただただ虚無で無益な時間を過ごした。


ちなみに小中でも給食はずっと苦痛だった。

でもおとなになって自由になったら食べてみたくなって、あらゆるものを克服した。

いまはほとんどのものを食べられる。

味覚の変化もあるだろうけど、強制しないほうが近道だったんじゃないかなあ…


お昼寝もつらい

寝るのが下手な子供だったので、まわりが寝ちゃうと焦ったし

途中で起きちゃったときも、寝たふりしてたけど暇で辛かった。


つまり、たぶん集団生活がつらい


みんなこんななのかねぇ…?


逆に楽しかったのは跳び箱とかかけっことか。

背が低くて身軽だったから得意だった。

 

でもその後の学校生活も集団生活というものが辛かったから、

やっぱり私には元から向いてなかっただけかもしれない。

いじめられてなくても、いろんな人のいろんな感情のなかで過ごすことが、疲れて嫌いだった。


園と自宅とが遠い

園バス利用者の中でいちばん遠かったから、帰りはいちばん最後になる。

暇だった…

暇すぎて口に指を入れて「おぇっ」てなるのを発見して遊んでた。

そしてやりすぎて吐いたところを先生に心配されて、「遊んでただけ」とは言えなかったのを覚えてる。笑


まっすぐ行けば5kmくらいの距離だったけど、みんなの家まわるからね……

 

でも朝は逆で、いちばん最後だった。

良し悪しか。


まとめ

園児でも集団生活って疲れるんだよな

って気持ちを忘れないでおこうと思ったのでした。

 

ほんと、単に私が向いてなかっただけかもしれないけど。笑